ゼロサムネ

【書評】ゼロ あなたは何を足していく?

どうも、きたがわです

最近読んだ本をご紹介。

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく /ダイヤモンド社/堀江貴文

ゼロ

はっきり言って面白い!

 

発売したのは2013年10月。それから7年経った今、初めて読んだ。

喜久屋書店にいって、こういった本(ビジネス書や自己啓発本)をいつも通り見に行く。

すると2018年流行った本だとかで、ワゴンにこの本が並んでいた。

「結構、前の本だよな」と思いつつ、手に取る。

※この記事を読んでいるあなたは今まさにゼロの状態。少しでもイチがプラスされます。

ゼロ 誰もが最初はゼロからスタートする

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していくの本を手に取り、開けると

黒い背景に白で書かれた文字でこう書いてある

”これまで僕は、精一杯突っぱって生きてきた。

  弱みを見せたら負けだと思い、たくさんの敵を作ってきた。

自分でもわかっている、どこまでも不器用な生き方だ。

そして僕は逮捕され、すべてを失った。”

すると文章に合わせるかのように、ページは明るく白にかわる

いま僕の心の中はとても静かだ。

久しぶりに経験するゼロの自分は、意外なほどにすがすがしい。

もう飾る必要はないし、誰かと戦う必要もない。

いまなら語れる気がする。

ありのままの堀江貴文を。

それは僕にとっての、あらたな一歩なのだ。

たった、数行の文を見て、読んで購入を決めた。買わざるお得ない。

なぜ僕は2013年にこの本を手にとらなかったのかと思うほどに、面白い本。

相当に自分を掻き立てられる。

この本の全部をすべて、アウトプットしたいところだけど、とんでもなく、長くなると思うので、

要所要所、つまんで、書いていきます。

ゼロ を読んで大事だと思った言葉。

もちろんこれは自分自身がこの本を読んで特に印象に残ったというものです。ほかにも良いなと思うものはたくさんあります。

堀江貴文といえば、今や知る人ぞ知る時の人。愛称はホリエモン。かつて、あこがれる経営者ランキングが話題のカルロス・ゴーンに次いで2位(2004-2005年)。のちに、証券取引法違反で捕まり、2年と6か月を獄中で過ごし、刑期を終了した彼がふたたび、自由の身になり、ゼロからのスタートを切る。

人が新しい一歩を踏み出そうとするとき、次のステップに進もうとするとき、そのスタートラインにおいては、誰もが等しくゼロなのだ。

少しの概要

小学生時代、優秀だった堀江さんは一人の恩師に出会う。

その恩師は「周りにあわせなさいという」大人と違って、みんなにあわせる必要はない、寧ろ個性を伸ばしなさいと教えた。

その後、今までの環境とは違う、塾へ進むことになる。

そこはシンプルで合理的な、「遅い子にあわせよう」という発想がないようなところだった。レベルに合わせて、環境を変えるような場所で、自分のスピードで先へと進んでいく。そんな彼は県下一番の進学校にすすむ。そんな中、彼は運命的な出会いを果たす。

それが、「コンピュータ」。そしてハマる。

すると思わぬところから仕事の依頼が舞い込んで、その依頼を即答で「できます!」と言い、見事こなした。ここで僕の流した汗が誰かの役に立つ。と、働くことの意味を実感する。

気づくと、学年1位から202人中199位。落ちこぼれ。あるひパソコンは取り上げられ、パソコンによって自尊心を保っていた。だからパソコンがない状態は彼にとってどん詰まりの状態。そんな状態から抜け出すためにも、勉強して、だれの目にも明らかな結果を残すため、東大にすすむことを決意し、東大に合格。

ここからいろんな出会いや選択の中から少しづつまた、変わっていく。

大事な言葉

ここからは個人的に良いな、大事だな、覚えておくべきだなと思った言葉などをまとめます。

仕事や人生に怖気づくのは「経験不足」

自信を形成するだけの経験がない。

経験とは、経過した時間ではなく、自らが足を踏み出した歩数によってカウントされていく。だから小さな経験を積み重ねて、圧倒的な経験を作ること。

小さな成功体験の前には必ず、小さなチャレンジがあり、それはノリの良さから生まれる。

目の前に流れてきた、チャンスに躊躇なく飛びつくことができるか、これは人としてのノリの良さが試される。チャンスを見極める必要はない。

「このままではこのまま」の自分に気づくこと

自分がどんな人生を生きたいかを考えたときに、このままの状態を生きたいか。

今すぐ変わらなければ一生、このままだ。

もしなにか望む未来があって、だれもやっていないのなら、それは気づいた自分がやる。そのタイミングでやらないとあっという間に1000人、1万人が気づき、その他大勢になる。

お金から自由になる働き方

自らの労働をお金に換えているのではなく、そこに費やす時間をお金に換えている。だから仕事を嫌に感じる。

人生が豊かになっていない根本原因は、なによりも時間。

有言且つ貴重な時間を、無条件で差し出さざるを得ない状況。時間以外の資源をなにも持ち得ていない状況が根本原因。

お金をもらうだけの仕事をお金を稼ぐ仕事に変えていこう。設けるために働くのではなく、お金から自由になるために働こう。

どんな仕事にもやりがいはある。

やりがいは「見つける」ものではなく、自らの手で「つくる」もの。

仕事が嫌いだと思っている人は、ただの経験不足

心の中に「好き」の感情が芽生えてくる前には、必ず「没頭」という熱中して我を忘れることがある仕事が好きだから、営業に没頭するのではなく、営業に没頭したから、仕事が好きになる。

仕事に没頭した経験がない、無我夢中になったことがない、そこまでめり込んだことがないから仕事が嫌いと思ってしまう。

やりたいことがないは真っ赤なウソ。

好きな有名人がいたとしたら、大体は逢ってみたいと思うだろう。それはやりたいこと。だけど大体が僕にはとても・・・と言う。これは自分でできっこないと決めつけて、自分の可能性に「ふた」をしていること。この「ふた」さえ外せば、湯水のようにあふれ出てくる。何事も「できる!」という前提に立って、考えるべき。

お金より大切なものは信用

本当に困ったとき、人生のがけっぷちに追い込まれたとき、失敗してゼロに陥ったときにあなたをすくってくれるのはお金でなく、信用。

挑戦と成功の間をつなぐ架け橋は、努力しかない

成功したければ、挑戦すること。

挑戦して、全力で走り抜けること。

人生には今しかない。

過去を振り返っても、事態は変わらず、未来におびえても先へは進めない。かけがえのない「いま」に全力を尽くすこと。10年後や20年後も誰にも分らない。何事も計画通りに進まなんてこともある。だからこそ、面白い。

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

読みやすさ  ★★★★★

わかりやすさ ★★★★

モチベアップ ★★★☆☆

読みやすさ

本の内容自体については、堀江貴文自身の半生、経験を元に振り返りながら書かれていて、物語調のようで、非常に読みやすい。自己啓発やビジネス書の堅苦しい感じ、一辺倒な感じが嫌いという方でも読みやすいと感じた。また少しのユーモアがあるのも個人的には良いなと。

わかりやすさ

彼自身も結論のみをシンプルに伝えれば伝わると思っている人、そのためか、非常にシンプルな内容。もちろん結論のみではない。また、難しい横文字やカタカナなどもないのも、わかりやすいの要因かなとも思う。

モチベアップ

この本を結論のみでシンプルに伝えると、「さぁ、動きだそう!」ということなんですが、それはこの本の最後の部分だけを抽出しただけで結果に至るまでの文章の至るところにモチベアップのワードが書かれている。

なんでもだけど、響く人もいればそうでない人もいる。

ゼロはこんな人におすすめ

  • これから何かスタートする人
  • これから何かを始めようと思っている人
  • 行動力を身に着けたい人

そうならないようにぜひ、心をフラットにして、読んでみてほしい。

絶望している暇などない。

働こう。

 

ありがとうございました。

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